こんにちは!ヤマさんです!
あなたは
「部下と距離感がある…」
「部下が思うように動いてくれない…」
と悩んだことはありませんか?
私の職場の上司は無意識に人を傷つけており
部下が離れていってしまうケースをたくさん見てきました
人が離れてしまう上司や嫌われる親の指導には共通点があります
それは
他者との比較は人を傷つけます
それを続けていくと部下がやる気なくなり生産性が下がります
そして最終的には職場を離れてしまうことがあります
ではどのような教育方法がいいのでしょうか?
今回の記事では部下に成長してほしい人向けに書いてみました
(おすすめ本)
ダメな指導方法
過度な期待をかける
私の職場の上司は指導するときに過度に期待をかける時があります
「これからの仕事に俺は君に期待しているからな!」
これは上司なりのモチベーションを上げているのかもしれませんが逆効果です
上司の過度な期待はストレスになります
ちょっと頑張ればできる期待ならいいですが
ものすごく頑張らないとできないことを期待してしまうと
自分にはできないと考えてしまいやる気が低下してしまうのです
最終的には自分はそこまで期待をかけてもらったのにできないと感じてしまい
自分を嫌いになってしまうのです
部下同士を比べる
私の上司がよくやる手法で別の部下を引き合いに出しその部下を私の前で褒めます
「○○さんはこんなに頑張っているんだからお前もがんばれ!」
「○○さんのこの部分を見習ったらいいんじゃないか?」
これは親にも言えることで
「お兄ちゃんが頑張ってできたんだから、あなたも頑張りなさい!」
と言われた経験がある方は多いのではないでしょうか
言われた方は
「よし!頑張ろう!」
と思えたでしょうか?
少なくとも私は全く思いませんでした
こんなことをしていると比較するクセができてしまいます
比較するクセのデメリット
比較するクセが習慣になってしまうとデメリットがあります
やる気の低下
職場で部下同士を比べてしまうと負けた側のやる気を下げてしまいます
そしてみじめな気持ちになりストレスが溜まってしまいます
すると体調が悪くなります
またチャレンジすることが怖くなりチャレンジする回数が減り
安定したことしかやらなくなります
その結果負けた側は成長しなくなるのです
そして何事にも怠けやすくなります
人と比べられ勝ったほうにもデメリットがあり勝った方は
「自分の能力のおかげだ、才能のおかげだ」
と固定マインドセットを構築してしまいます
固定マインドセットを構築してしまう
固定マインドセットとは
才能ばかりを褒められると構築されてしまうマインドセットで
何か失敗したときに
「頑張ってもダメだ」
「能力がないから自分にはできない」
と考えてしまう思考に陥ってしまいます
このマインドセットになってしまうと性格が歪み成長が止まります
例えば
・人に自分の能力を見せつけて認めさせる
・ミスを恐れ自分には無理だと考え挑戦しなくなる
・失敗を人に見られるのが怖くなり学ぶことをやめる
・うまく行くことしかやらない
そのため結果として成長しなくなります
部下や子供同士を比較することは勝ったほう、負けたほうどちらにもメリットがなく
成長しなくなってしまいます
では成長を願っているのならどうしたらいいのでしょうか
良い指導方法
過去の自分とだけ比較すること
上司は過去と現在の部下を比べてあげて
どの辺が成長したかを教えてあげることが大切です
これは部下はちゃんと見てもらえていると安心感が沸き
また、努力が実を結んだと感じることができるため
再度努力し前進しようとようと好循環がうまれます
コントロール可能だった戦略を褒める
褒めるときは才能ではなく工夫を褒めることです
これはコントロールが可能なことを褒めるのが大切です
例えば
・どんな努力をしたのか
・どのようにうまく計画を立てられたのか
・数ある中でどんな選択をしてどのような行動をしたのか
・どれくらい準備をしたのか
・どれくらい諦めずコツコツ積み上げたのか
・どのように集中できる環境を整えることができたのか
・自分が何を学んだのか
などです
励まし方
部下が失敗したら共感してあげることが大切で
「がんばれ!」
という言葉は欲しくないのです
そもそも頑張っているのだから…
立ち向かった姿は立派だと伝え共感してあげます
感情が落ち着いたらなぜ失敗したのかを失敗と向き合い分析をして課題を見つけます
次の成長には準備として必要な情報を取り込んで自分なりに解釈する時間が必要です
いかなる失敗も成長のためのチャンスであり
困難なくして成長はできないことを事前に伝えておくことが望ましいです
成長過程で失敗は仕方がないと割り切る大切さを伝えましょう
今日はこれでおしまい
最後まで読んでいただきありがとうございました
コメント