【感想】映画ジョーカーはなぜ賛否両論を巻き起こしたのか考察②【ネタバレ解説】

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こんにちは!ヤマさんです!

今回も

2019年に公開された映画『ジョーカー』について解説や考察をしていきたいと思います

今回は

・ジョーカーが生まれないための対策はあるのか

に焦点を当てています

※この記事はネタバレを含んでいますので本作を視聴している方向けです

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【感想】映画ジョーカーはなぜ賛否両論を巻き起こしたのか考察①【ネタバレ解説】

ジョーカーの芽を摘む対策

現状を受け入れる力を身に着ける

主人公は現状を受け入れられずに苦しんでいたように見えました

現状を良い悪いと判断するのではなくありのままを受け入れるということが大切ではないかと考えます

これを解決してくれるのが

ラディカルアクセプタンス、マインドフルネス瞑想などです

マインドフルネスを身に着けることができると

身に降りかかった事実に向き合いそれをしっかりと受け止め

過剰反応せず事実を客観的に見極め対処をとることができるようになります

感情の渦から少し距離をとれるのです

自分を客観的に見れる人は相手の気持ちを察する能力も高くなります

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また愛着スタイルの問題があり

主人公は不安定型の愛着障害だと考えられ

改善させることで問題自体から目を背け見て見ぬふりをしてやり過ごしたり

感情的に過剰反応しかえって状況を悪化させるような性格を改善できたのではないかと思います

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ストレス解消方法を身に着けておく

主人公は劣悪な環境で育ち不平等な扱いをされたり

ストレスにさらされることが多かったのではないかと思います

ストレスがあると誘惑に勝てずブレーキが利かず本能的に行動してしまいます

また判断能力も低下してしまいます

そのため電車の中で出会った男性グループに絡んでしまったのではないかと思います

まずは簡単なストレス解消方法は睡眠をしっかりとることです

また不当な扱いをされたことで他人の不幸を喜びたくなっているのです

これをシャーデンフロイデと呼ばれています

「スカッとしたほうが楽だよ」

「辛いからこんな不平等ぶっ壊しちゃえよ」

と頭の中がささやくのをぐっと理性で抑えて誘惑に耐えられるかにかかっていました

記事

【あなたも当てはまるかも?】人の不幸を喜ぶ人たち【シャーデンフロイデ】

共感性(EQ)を高め友人を作る

主人公は周りとの関係が希薄です

世の中には友達が少ないと嘆く人がいますが

友人は量より質で仲の良い友人が二人程度いればいいのです

主人公は共感性が低く

なぜ人が笑うのか?なぜ人が怒るのか?

などを理解できません

これは共感能力が欠如しているからです

そのために

EQを高めることが大切です

EQを高めることで他者の感情を読み取り相手の心で何が起きているのかを理解できるようになれます

これは訓練が必要で意識して周りの人を観察することです

相手の立場になって考え

傾聴し相手のその感情を抱いているのかを直接聞いて

答え合わせをしてみてください

そしてもし自分があの人の立場ならどう考えるか…

これが共感する練習になります

また感情をシェアする練習をしたり不安を話すことで親密で安心感を得られるものです

傾聴するとフィードバックがもらえます

また傾聴の前段階で自分が集中していなければいけません

頭の中がごちゃごちゃしていたらマルチタスクになってしまいます

そのため頭を整理してシングルタスクで相手を傾聴する必要があります

瞑想やボディスキャンをしたり

紙に15分紙に自分の感情を書きなぐること

15分周囲の環境にマインドフルになることが大切です

15分紙に自分の感情を書きなぐることは特に大切で日記や文章を書くと

ありのままの思いを表現し吐き出すことによるカタルシス効果があります

また自分を客観視する練習にもなるのです

書くことは自分自身がありのままに受け止めてくれる存在になれます

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筋トレをする

筋トレをすることで自分の身体に自信を持てるようになります

自分を好きになれ自己肯定感が高まります

また自分の身体が美しくなるため自尊心が高まり

結果、自暴自棄しにくくなります

メンターを見つける

誰かメンターや導いてくれる人の存在が必要でした

信頼できる人が一人だけいれば違ったと思います

ジョーカーはカウンセラーといい関係は築けなかったのです

「君はいつも同じ話をする」

「僕の話なんか聞いてないじゃないか」

このようにカウンセラーの力量不足によって主人公は信頼する人がいませんでした

母親がまずは変わらなければいけなかったのですが

主人公の母親は価値観を押し付けてくる親でした

(主人公のことを本来の名前ではなくハッピーと呼んでいた)

親側の基準や期待を一方的に子どもに押し付けそれに応えたら「良い子」と評価するような母親でした

その場合は第三者が信頼できる人でいなければいけませんでした

客観的なアドバイスが必要でした

困ったりしたら気軽に相談できる人が必要だったのです

どうしても見つからない場合は本を読んで生き方を勉強するでもいいです

調べて試す能力

コメディアンを目指すのはいいですがどのような勝ち筋があり

抜け道があるのかを見ることができなかったのだと思います

コメディアンになるために必要なものは何だったのでしょうか?

コメディアンを実際にみて面白かったところを書き写しても

そのあと自分なりの解釈をして自分のキャラクターにあった方法で

ネタを昇華させる必要があったのではないでしょうか?

ボランティアなどで自分の存在を証明する

主人公には居場所が必要でした

地下鉄の中で初めて自己防衛でしたが殺人を犯しました

その後、ニュースで取り上げられて存在が認められて気持ちよくなってしまって転落していきました

居場所を作るためにはボランティアが最適です

動物の世話をすることや困っている人の面倒を見ること仕事で子どもや介護を必要とする人の世話をすることなどの

ボランティアは自分にも役立てる仕事があるということがわかり喜びに繋がります

ボランティア活動を通して知り合いも広がり充実した日々を送れるのです

自分が他の存在に愛情を与えることにより自分がほかの存在の居場所になれるのです

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まとめ

マインドフルネスや瞑想の勉強をしていく

人は一人では生きられないためなにかのコミュニティに所属して感情の共有をする必要がある

15分紙に書きなぐり日々何をどう感じたかを感情の表現を書いていく必要がある

今日はこれでおしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました

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