【要注意】耳を傾けてはいけない人の特徴【確証バイアスについて】

人間関係
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こんにちは!ヤマさんです!

あなたは

職場の人や友人と話していて

「なんかこの人、頑固だな…」

といった経験はありませんか?

もしかしたらその人は

バイアスにとらわれている人なのかもしれません

今回は確証バイアスなどの思い込みについて解説していきます

皆さんはもしかしたら確証バイアスという言葉に聞きなじみがないかもしれません

しかし日常に潜んでいるものなのです

バイアスは簡単に言ってしまえば色眼鏡のことです

例えば

昔の固定観念にとらわれた説明をしてくる人に対して

最近の研究やトレンドなどを理論的に説明しても

全く聞く耳を持たなかったりした経験はありませんか?

物事を評価・判断する際はバイアスがあることを意識することで

普段より物事が客観的に見えてくるかもしれません

客観的に物事を見ることができると判断力が上がり

何に注意してどのような対策を取ればいいのかを見極められるようになると思います

(おすすめ本)

合わせて読みたい

明日からあなたも占い師?~確証バイアスの話~

格言から学ぶ

共和政ローマ期の政治家ガイウス・ユリウス・カエサルの格言で

人は喜んで自己の望むものを信じるものだ

というものがあります

この言葉は非常に示唆に富んでいると思います

確証バイアスにはまると

自分の見解にあったものや自分が信じたものを裏付けてくれる情報ばかりを集めてしまい反対の意見には耳を傾けることが難しくなってしまうのです

以前、確証バイアスにとらわれてしまっている人がいました

概要は

私が働いている職場で起こった出来事です

その出来事は

お客さんの一本のクレームからでした

どうやら

前任のスタッフをめぐってトラブルが起きていました

「接客対応をしてくれたAさんが優秀だったのに引き継いだBさんは全然ダメ!

だからAさんに戻してほしい!

Bさんは優しくてよかったけど、総合的にみたらAさんが良い」

といったものでした

しかし、ほかの職員との話し合いで一致した見解では

AさんもBさんも大して能力は変わらない

という見解になりました

このお客さんの事例は

確証バイアスにとらわれているため起きたと思われます

お客さんは自分が見たいものだけをみて判断していました

実際クレームの内容で具体的にどの部分がBさんをダメだと感じたのかわかりませんでした

お客さんはAさんが担当を外れるとわかった段階でBさんをすでに批判する姿勢でいたため

どのような対応をBさんが行っていたとしてもクレームは必然でした

また一貫性の原則も働いていました

一貫性の原則とは

ひとたび決定を下した場合一貫した行動をとるようになる

というものです

つまりAさんが良いと判断したため意地でもBさんの悪いところを探してやろうという姿勢だったのです

専門家も確証バイアスにはまる

私は専門的な職業についていて実感しているのですが

専門職ほど自分の見解にあったものや自分が信じたものを裏付けてくれる情報ばかりを集めてしまう傾向は強いように感じました

海外の研究では

専門家の長期短期予測はほぼ間違っていることがわかり

専門家たちが決して起こらない、あり得ないこと予測したことは15%起こり

間違いなく起きるといったことは4回に1回以上は起きなかった

という調査結果があります

もし専門家の予想通りの結果が起きるのなら予想をするのではなく投資をすればいいと思います

私の職場でもどんな出来事も自分の信じたい理論に合うように事実をねじ曲げ型にはまった答えを導き出すことや

答えが決まっていてそこから理論を組み立ててしまう先輩が多くいました

信頼している占い

占い好きの友人は

「私はA君とは相性が良いと占いの先生に言われたんだけどあるはずがない!だって嫌いだから…」

と頑なに言っていました

しかし人間どこか少しだけでも共通の部分は出てくるものです

すると

「やっぱり相性がいいのかも」

と言って手のひらを返し一気に占いの結果を信じてしまいます

占い好きの友人は都合のいいことだけ信じるのです

都合の悪い占い結果は都合よく忘れることはよくあるのです

人の評価はあてにならない

周囲の人を分析したがる自称分析家が多くいます

しかし、様々なトレーニングを積み臨床経験を経た人たちではないと

人を読んで性格を当てることは難しいです

なぜなら性格は流動的だからです

また、確証バイアスの影響で

「この人は〇〇な人だ」

と感じたらそれを裏付ける身振り手振りや言動を探しているのです

もしこのようなバイアスにとらわれてしまっている人と会話しなければならない時は

論破してはいけません

一番の対応は説得しなくていいです

相手は間違っていると一ミリも思っていないのです

そのため適当に流すか面白がるのが得策です

「この人こんな考えなんだおもしれー」

「へー、そうなんだ、ふーん」

と思いながら話を聞くといいです

本人がそれを正しいと思っているのでそれがその人の価値観なのです

ラーメン、寿司、焼肉、刺し身でどれが一番おいしいかを議論して説得するのと同じくらい無駄です

寿司が一番だとか、焼肉が一番だとかはお互いの価値観なのですから…

話し合えば理解できると思わないほうがいいです

どっちが正しいかは答えが出ません

自分の定規で他人を測っているだけにすぎません

そのためそういった人から非難されても

自分がだめだと卑下してはいけません

自分に価値がないわけではなく相手の頭が凝り固まっているだけだからです

事実は教えてもらっても意見はもらわないようにしましょう

また自分がこのようなバイアスに陥らないためには

積極的に自分とは反対意見に耳を傾け

クリティカルシンキングの習慣を身に着けることが必要です

予測したら結果を振り返り分析し教訓を得る習慣も必要になってきます

(おすすめ本)

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まとめ

バイアスにとらわれている人が話す人の評価は聞くに値しません

その人が発する発言に一喜一憂してもただ振り回されているだけです

その人の言っていることが客観的な事実かを見極めて意見を取り入れましょう

今日はこれでおしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました

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